かぜの予防と賢いひきかた
かぜの予防とともに、ひきかたが大切
かぜは「風邪」と書きますが、冬どきに限ったことではなく、
主にウイルス感染によって引き起こされる上気道の炎症を
いいます。インフルエンザもかぜの一種です。自分もこの前
かぜをひきました。しかし、ひいたとしてもその対処の仕方、
すなわち、かぜのやりすごしかたというものですが、自分なり
に心得ています。そのおかげでひどくならず、仕事を休んで
ずっと寝込んでしまうこともありません。仕事がら自分で自身
の身近にあるはりきゅうを用いますが、とにかく実行するのが
ここ十年以上行っている「ぬれマスク」です(開業歯科医師の
臼田篤伸:うすだとくのぶ先生考案)。そもそもかぜをひいて
しまったという、それをはっきり自覚できるのが朝起きたとき、
のどが痛いときです。大体その前からの徴候として、からだが
だるく、頭が何となく重かったりするのですが、のどが痛くなっ
たら決定的です。しだいに鼻水ぐらい出てくるかもしれませんが、
のどの痛みには、常備してある天然プロポリスの液体をのどの
奥にたらします(別に、はちみつでも、のどあめでも結構です)。
これで痛みはすぐにおさまりますが、外出の際は、やはりこの
場合、通常のマスクの方法よりも、「ぬれマスク」を用います。
普通の従来からある木綿100%のガーゼマスクを購入して、
上部の三分の一ぐらいを外側に折り返してから、主にその二重
の部分を水かお湯でぬらします。要するに炎症の起きている
上気道にうるおいを与える局所的な「加湿器」の役割をマスクに
与えるわけです。鼻にかからないので苦しくはありません。特に
夜は睡眠前から行いますと、夜間は快適に過ごせるとともに早く
のどの炎症がとれていきます。自然治癒力が働きやすくなるわけ
です。この「ぬれマスク」は、かぜにかかってからでも有効です。
かかる前から、口呼吸が多くて、鼻呼吸が少なくなりがちなとき、
鼻がつまり気味なとき、予防的に夜間だけでもこのマスクをする
ことによって、かぜを予防することもできます。なお、詳しくは
「ぬれマスク先生の免疫革命」(臼田篤伸、2007年、ポプラ社)
などをお読み下さい。もちろんアツアツのうどんなどを食べて、
下着の腰や背中の部分に使い捨てカイロをはったり、足もとに
例の「湯たんぽ」を置いたりしてあたたかく寝て、背中から汗が
出るぐらいになれば早く治ります(元気があるうちに銭湯にも
行ってよく汗が出るようにします)。汗とともに邪氣が出て行って
くれます。なお、漢方薬(葛根湯または小青竜湯)があれば
使いますし、なければまれに軽い風邪薬も使うことがあります。
こうしたかぜのやりすごし方はけっして根拠のないものではなく、
自律神経と免疫の新しい考え方(安保‐福田理論)に基づいて
きちんと説明できます。「ぬれマスク」はかぜの予防、すなわち
口呼吸の防止、そして初期症状のうちにかぜをやりすごすための
もっとも安上りで、安全で、有効な、すぐれた方法といえます。
高価で副作用というリスクの高い薬や、高価でリスクが高く効果の
疑わしいワクチンを使うより、ぜひとも多くの方が「ぬれマスク」を
ご自分のものとして使いこなし、モノにされるようおすすめします。
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