胃のあたりが不快なときは?
“無邪氣ツボ”でおなかの邪氣を出す
なんとなくみぞおちからお臍にかけて不快なときは次のツボを
ご自分で押してみましょう。指圧の方法は両手の人さし指から
小指までの4本の指をそろえ、その指先を合わせるような形に
して(以下四指と呼ぶ)、四指の先端(指腹)を腹部に当てます。
中脘(ちゅうかん:みぞおちの上端からおへそまでの正中線の
中央)を両手の四指で同時に押してゆっくりと押してみましょう。
押すと同時に息をハーと吐くといっそう邪氣が出て行きます。
次に両手の四指をたてにして中脘から指幅3本(人さし指、
中指、薬指をそろえたときの幅、以下2寸と記します)離れた
中脘の真横に、左右の梁門(りょうもん)のツボがあります。
ここも同様に押しましょう。この梁門から真下の方の大巨
(だいこ:お臍から真下へ2寸の石門穴から真横へ2寸)へ
四指をずっとおろしながら押してください。この間に滑肉門
(かつにくもん)、天枢(てんすう)といった大切なツボがあり、
連ねて押してゆくことで、カバーできてしまいます。その次に
親指を左右の章門(しょうもん:肘を曲げ、脇につけて当たる
肘の先、脇の肋骨のすぐ下)に当て、やはりゆっくりと息を
吐きながら押してみましょう。さらにその親指を少しななめに
背中の方にずらして行き、腰の筋に当て、少し押しても痛い
ところを特にゆっくりと押してゆきます。押して痛いところが
およそ、胃兪(いゆ)、脾兪(ひゆ)というツボになっているの
で、そこをゆっくりと息を吐きながら押してゆきます。
行っているとゲップが出てくることもありますが、止めないで
からだの反応にまかせましょう。こうしてしだいに邪氣は、
背中から吐く息を通して出て行きます。おしまいに足の三里
のあたり、むこうずねのあたりを握り拳で軽くたたきます。
胃のあたりにたまった邪氣をはやく出してしまうと、食欲も
わいてくることでしょう。ただし、ゆっくりとよくかみ、腹八分
(もう少しほしいなと感じるところでやめる、完全な満腹感で
ない状態)でとどめておくことが養生としてもっとも大切です。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


